Tier 4

戦略的アプローチ

すでに Tier 4 への移行期間を体験している他業界のお客様の対応を見ると、Tier 4 関連機器に対する資本支出に関して、いくつかの方向があったようです:

  • グリーン志向 - お客様企業の中には、Tier 4 製品を積極的に導入して、自分たちを「環境保護に前向きな「グリーン」企業として位置付ける方針を採ったところがあります。こうしたお客様は、価格が高いというデメリットを乗り越えて早い時期からクリーンな大気を目指すという姿勢を打ち出しました。
  • 通常通り - 自分たちの長期更新計画をそのまま踏襲し、買い替え時期がきたらその時にその時の価格を払う(価格高騰が予測されているからといって買い急がない)というお客様もありました。
  • 中古品を買う - 2013 年以前に製造された製品であれば Tier 4 規制の対象にはならないことを利用して中古製品の購入を行った企業もあります。
  • 駆け込み購入 - 多くの企業は、Tier 4 が施行される前に(低価格のうちに)できるだけ購入を済ませてしまうことにより、規制施行後のコストアップを避け、その後は時間をかけて調整するという戦略を採りました。

Tier 4 になる以前の Tier 4i に適合している機種がまだ入手可能な場合もありますが、最終的には、出力 25-74 馬力のディーゼルエンジンを搭載した機器では Tier 4 適合製品以外の選択肢はなくなります。したがって、Tier 4 についての対応を研究するということは、とりもなおさず、それぞれのお客様が、それぞれの事情に合わせてどのような購入戦略を立てるかということになります。

お客様がそれぞれのニーズと選択肢とを検討し、ターフ管理機器に振り向けることの可能な資本支出についてじっくりとご検討される段階で、他社の対応なども研究されることもあるでしょう。

  • 他業界では、大きな駆け込み需要がみられました。
  • そのために、相対的に価格の低い規制前の製品が品薄になってしまい、
    • それを予測できなかったメーカーが対応できなくなるという事態も見られました。
    • メーカーでは新しい Tier 4 規格に合わせて生産ラインを再構成していたので、旧モデルに対する需要に対応できなかったのです。

しかし、過去に起こった事態が今度もまた起こるという保証はありません。いずれにせよ、お客様各位におかれましては、ご自身の設備投資効率を最大化すべく、早めに対策をされることをお奨めいたします。

何をすべき?

まず、規制についてしっかり学び、情報を分かち合いましょう!

  • EPA の Tier 4 規格を十分に理解しましょう。
  • 企業経営に責任を持つ人々や企業の財政面で影響力のある人々に対して Tier 4 やその影響について十分に情報を知らせましょう。
  • 規制前に購入することも可能であるし、Tier 4 技術を搭載した新製品を購入することも可能ですから、2013 年からは、それらにどういったメリットやデメリットがあるかを見定めて行くことが必要でしょう。